本校は昭和37年に、急速に発展する産業界の要請と地域の強い高校進学希望に応えるため、本荘市由利郡および県当局の熱望と協力によって設立された工業高等学校であって、南に鳥海山を望み、西に日本海を控える。
平成13年度より校舎全面改築を行い、16年度11月には新校舎の竣工式を行った。この改築により、新しい時代にふさわしい工業高等学校として近代的な校舎、実習工場、および各種運動施設等が約10万㎡の広大な校地に整備された。生徒は剛健素朴な風土に育ち、かつ最新の実習設備によって学習を積むことにより、各界の期待に応えられるよう、職員生徒が一丸となって努力している。
原子の電子軌道からヒントを得たもので三つを交差させて安定した形とし、
由利工業高校の発展を祈念したものである。
昭和三十七年、玉川大学の二人の先生に作詞,作曲を依頼。 この二人の若い先生に作詞・作曲を依頼したのは、 これから発展する 由利工業高等学校に期待を込めたからである。
昭和37年5月校章・校歌制定委員会において、校色は高い理想と清廉な心を表すとして「紫紺」と定めた。